65dB TOKYO、生活者のSDGsに対する意識変化をまとめたレポート「Sustainability Action Report」第2弾を発表
27 June 2023
~プチプラファッションの消費トレンドから見える「安さ×使い捨て」のインサイト~
TBWA\HAKUHODOのマーケティング戦略組織で、SNS利用者の声を分析する“ソーシャルリスニング“を通じて生活者および市場の調査行う「65dB(デシベル) TOKYO」は、企業のSDGsアクションを加速させることを目指し、SNSから見えてきた生活者のSDGsに対する意識変化をまとめたレポート「Sustainability Action Report」の第2弾を発表しました。今回は、近年話題量が増えているプチプラECを中心とした生活者の声をもとに“安さ×使い捨て”を分析しています。
「65dB TOKYO」は、SNS上の「生活者の本音」に、企業のSDGsアクションを加速させるヒントがあるのではないかと考え、昨年11月に、「Sustainability Action Report」を発表しました。第1弾は「食品廃棄物」に焦点をあてて、食品廃棄物の削減アクションにおける課題や加速のヒントをまとめ、企業のSDGsアクションのヒントとしてご活用いただいています。
第2弾となる今回は、次いで話題量の多い「ごみ問題・リサイクル」に着目しました。SNS上でゴミ問題・リサイクルへの関心が高まる一方で、「安さ×使い捨て」という異なる意識の言及量が増加し、「安い商品を長く所有しない」消費スタイルが拡大していることがわかりました。そこで、本レポートでは「安さ×使い捨て」のインサイトを探るために、SNSで近年話題量が増えているプチプラECに対する生活者の声を分析し、SDGsアクションに近づけるヒントを探求しました。
その結果として、使い捨てを助長する恐れがある<ネガティブインサイト>と、防止につながる<ポジティブインサイト>、そしてそこから見えたSDGsアクションにつなげるためのヒントをまとめています。 また最後に、”安さ”を売りにコミュニケーションする際に留意すべきポイントも展開しています。
SDGsに興味がある方、SDGsへの生活者の意識変化を把握したいマーケターの方など、世の中のSDGsアクションを加速させたい方々に、生活者のインサイト変化を読み取る際にご活用いただければ幸いです。
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