⽇本肢体不⾃由者卓球協会 – PARA PINGPONG TABLE

OUTLINE

TBWA\HAKUHODO とパラ卓球協会(日本肢体不自由者卓球協会)は、パラ卓球選手ひとりひとりのチャレンジを可視化した卓球台「PARA PINGPONG TABLE」を共同制作。障がいの違いによって⽣まれる卓球の難しさを、 卓球台を変形させることで表現しました。

 

パラ卓球ナショナルチームの 20 名にインタビューを⾏い、各選⼿の障がいを卓球台の形としてビジュアライズ。それぞれの台は各選⼿のアイデンティティになり、選⼿を知るきっかけにもなりました。さらに、実際に3台の卓球台を製作。健常者にも「体感」できるものに変え、パラ卓球にしかない戦略やプレースタイルの多様さ、そして、選⼿へのリスペクトを⽣み出しました。なによりも障がいに対する理解を、楽しみながら学べるエンターテイメントに変えることに成功。

 

⼀連の活動はパラ卓球リブランディングを⽬的として実施されました。最も多様な障害を受け⼊れることのできるパラ卓球を、「最も個性が集まるスポーツ」として捉え、変形した卓球台というビジュアルアイコンを発明。卓球台のカタチの多様性でその魅⼒を表現し、パラ卓球の新しい「顔」をインパクトとともに広げていきました。