TBWA\HAKUHODO\QUANTUMが自転車安全グッズの商品化に向けてデザインコンセプトを独自開発〜世界最大規模のデザイン賞であるレッド・ドット賞デザインコンセプト部門で ベスト・オブ・ザ・ベストを受賞〜

30 September 2014

株式会社TBWA\HAKUHODO (本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO: 座間一郎)が立ち上げた新組織「TBWA\HAKUHODO\QUANTUM(以下クオンタム)」は、ファッション性の高い自転車安全グッズのデザインコンセプトを開発。2014年レッド・ドット賞デザインコンセプト部門でベスト・オブ・ザ・ベストを受賞しました。クオンタムは現在、商品化に向けて提携するパートナー企業を探し、オープンイノベーションの概念に従って商品化を推進しています。

クオンタムは、TBWA\HAKUHODOが広告の領域を超えたビジネスを展開するために設立した組織で、事業化を目的とした独自のプロダクトおよびサービスやソリューションの開発は、同組織が手掛ける取り組みのひとつです。

デザインを手掛けたチーフプロダクトデザイナー内間らうざは、次のようにコメントしています。

「今年新設したオフィスには工房を設けて3DプリンターやCNCルーター、大型レーザーカッターなどを完備し、自分たちのアイディアをすぐ形にしながらデザインコンセプトを開発しました。商品化に向けて活動を始めた直後にこのような賞をいただき、とても嬉しく思っています。一日も早く商品化を実現し、世界の都市の美しく安全な自転車走行に貢献したいと思っています」

<商品化が進むデザインコンセプト:city firefly(街の蛍)>

蛍が美しい光を放つことでシグナルを送ることにインスピレーションを受けて開発された自転車安全グッズのコンセプトデザイン。駐輪時はロックの役割を果たし、夜間走行時にはサイクリストが身にまとうことで、自動車の運転手からの視認性を高める。

参考:

クオンタムウェブサイトはこちらから

コンセプト紹介ビデオはこちらから

レッド・ドット賞デザインコンセプトについて

2005年、レッド・ドット・デザイン賞では、将来のすばらしいプロダクトにつながる新しいデザインコンセプトやイノベーションを奨励し、表彰する必要性が認識され、公正な審査により純粋にデザインの観点から審査が行われるべきだという信念に基づき、デザインを学ぶ学生から企業までが応募できる仕組みを構築しました。今日では、レッド・ドット賞デザインコンセプトは、世界のデザインコンセプトとプロトタイプの分野における最大かつ最も権威ある賞と位置づけられています。今年度は過去最多の29の分野で63カ国から4,791のエントリーがあり、その中の40作品にベスト・オブ・ザ・ベストが授与されました。

プレスリリースはこちらから

内間らうざ(左)、市川直人(右)
内間らうざ(左)、市川直人(右)